うつ病について

うつ病とは

心のエネルギーが低下した状態で、気分が「憂うつ」で元気が出ない状態が長く続いた(普通は2週間以上)場合をいいます。

うつ病は、小児から老人まで、どの年 代でも発病する非常に多い病気で、「こころの風邪」といわれるほどです。

はじめは、体の異常があるのではないかと考えて、内科などの医療機関を転々としたり、周りから「気持ちがたるんでいる」と誤解されたりもします。

うつ病の症状

(1) 気分の低下 : 気分が晴れない/めいる/寂しい
(2) 意欲の低下 : やる気が起きない/億劫ですぐに疲れる
(3) 悲観的な考えが頭を占める : 自分を責めたり、将来を暗く考え、時に自殺を考えたりする
(4) 不安・焦り : 落ち着かないでいらいらする
(5) 睡眠がとれず食欲も落ちてくる
(6) 身体の異常 : 疲れやすく頭が重いなど

うつ病の治療法

(1) 薬物治療と休養が第一原則です

うつ病には、「まじめで責任感が強く、自分の決めたことはきちんとやらないと気が済まない、やや完全癖の強い性格」の人がなりやすい傾向にあります。

ご本人も、周囲も「うつ病」がきちんとした病気であることを認識して、治療を安心して受けることが大事です。
最近は、副作用の少ない薬も出来ていますので、大部分のうつ病は「薬と休養」で治ります。

(2) 認知療法的カウンセリング

薬物療法による効果が限定的な方、うつ病を繰り返しやすい方にはカウンセリングを併用することで効果が期待できます。

うつ病の方は、物事に対してある一定の偏ったイメージ(認知)を抱きやすく、その結果、気持ちが落ち込むといった悪循環になって います。(例えば、先取り過ぎて破局的なマイナス的な考えを連想しやすいなど)

その方の性格、考え方、人間関係のパターンの中で、うつ病の維持に関係していると思われる点について、より現実的なとらえ方が可能になることが重要です。